『マンガで分かる心療内科⑰ネガティブ思考とポジティブ思考』
原作:ゆうきゆう、作画:ソウ
を、読みました。
ネガティブは行動の起爆剤だと気が付きました。
ブログの感想でネガティブ編を書いていて、
ポジティブは良いものだけれどネガティブは悪いものなんでしょ?、いいのかなあ
と、考えていた時に見つけた本です。
ネガティブは行動の起爆剤
ポジティブだけですと、
例えば何か嫌なことがあった時
「でも、これには〇〇っていう良いところもあるから、まあいいかな」
と、満足してしまったり。
例えば何かしようとした時、
「大丈夫大丈夫!できるから!」
と、努力を怠ったり(結果、力不足で失敗する)
思うだけ考えるだけで満足して”行動”に結びつきません。
一方、ネガティブは
「こんなの嫌ぁ!」
と、不満爆発して何とかしようとし、
「できないかもしれない・・・ちゃんとやらなきゃ!」
と、がんばる(結果、成功する確率が上がる)。
ネガティブがあるからこそ、
「こんにゃろー!!このままでは済まさない!!」
という、行動につながる意志を持つことができます。
だから、ネガティブは悪いものではないのだよ
と、いう本です。
ただ、ネガティブには良いものと悪いものがあり、
「あーやっちゃったー」(罪悪感)
は、良いけれど
「こんなことするなんて、なんて私はダメなんだ」(恥の意識)
は、悪いネガティブ。
たかが一つの失敗で全人格を否定する(恥の意識)のは、冷静に考えてみますとおかしなことですよね。自分に対しても、他人に対しても。
でも、やってしまいがちです
私もやってました。
『ブログ20回達成!感想negative編』で
腰痛になってしまい”自分に呆れかえります”と。
”自分”=全人格ですので、悪いネガティブをしてしまっていました。
悪いのは”私という人格”ではなくて、
普段から腰痛になるようなことをしていた”行動” ダ ケ です。
ですからここは
”腰に悪いことしちゃってたンだなぁ失敗失敗”が良いネガティブ。
苦痛の中に生まれる楽観主義
本の中で高校受験に失敗した子が、
そのネガティブな経験があるからこそ
かえって大学受験ではさらに目標を上げてがんばって
超一流大学に合格する様子が描かれています。
ギックリ腰。
よりによって3月末からの1週間でした。
お花見が全部欠席になってしまいました。
くっっっやしい!!
年末年始の次くらいに体調を崩したくない時期でした。
だからこそ、
「体調をよくする」をチャレンジする目標にしようかなと考えておりました。
でもこの本を読みましたら、
その程度の目標では、ネガティブな感情を払拭できる目標にはならないというのです。
ネガティブを味わったからこそ”もっといいもの”を手に入れなくてはならないのだと。
そういうわけで、こんな目標ができ上がりました。
目標、
「自分史上”最高の体調”になる」
です。
海賊王に俺はなる、みたいなノリですね。
何だか楽しい感じがします。
最後に本の中の言葉(マンガですので台詞)を紹介します。
もしあなたにつらいことがあってネガティブな気持ちになったら「悔しいからこそもっといいものを手に入れよう」と考えて未来に前向きなイメージを持ってみてください。苦痛の中に生まれる楽観主義こそがこの世でもっとも強くあなたをさらなる成功に導くのです。
『マンガで分かる心療内科⑰ネガティブ思考とポジティブ思考』より