夏は「緑」が楽しめる季節です。
自然の荒々しさを残した緑と、丹精込めて築き上げられている緑。
2つが堪能できるお庭でした。
三月終わりごろにはそれは見事な枝垂れ桜、四月五月にはツツジやサツキが打ち寄せる波のように咲く六義園。
七月は花の端境期とでも申し上げてよろしいのでしょうか。
そんな中、涼をもとめて庭園を歩きました。
大泉水(池)の周り
藤代峠(築山)より庭をのぞんで
藤代峠への道
山登りしている時の風景に似ています。
まろやかな池の周りの木々と違いに目を見張ります。
六義園は和歌を趣向として作られたお庭とうかがいました。
この雑然とした様子も1つの趣として愛でている、昔の人の姿を思い描きました。なんて豊かな感性でしょうか。
一方こちらはうたごころ乏しき者ですので、ひたすらに涼を求め滝を目指します。
滝と水分石(みずわけいし)
滝からの流れ
池へと注がれております
庭内を一周しておおよそ60分でした。
滝の近くは建物(滝見茶屋)もあり陽射しから守られた涼しい空間です。
庭園内、大門、池の周囲などは木立が途切れておりますので、少々日焼けが心配ではあります。
ではありますが、
2019年9月16日まで、晴天の時は「和傘」を貸していただけます。
大名庭園を背景に和傘姿の記念撮影って素敵ですよね!
雨が降ってて残念な点でありました。