スポーツが苦手で運動が嫌い、子供の頃から小中高と12年間で一度だって「体育」でよかった試しがない。それでも何かしなくてはと始めたのがボウリングでした。同じような方へボウリングのよかったポイントです。
そんなに苦手で嫌いで良い思い出がないのでしたら運動などしなくても大丈夫、なのでしたら良かったですのに。
残念ながら健康のためには何かしら体を動かさなくてはならないのですよね。
座っているだけで腰の筋肉は緊張して腰痛になってしまいます。
でしたら、ウォーキングから始めたらと言われたのですが、ウォーキング、続きましたか?
私自身が、スポーツが苦手で運動が嫌い、子供の頃から小中高と12年間で一度だって「体育」でよかった試しがなかった人間ですので分かるのですが、
ウォーキング、続きませんでした。
ウォーキングは健康法であってスポーツではないからです。
一言で言いますと「つまらない」からです。
健康という目標は結果が出るまでが遠すぎます。
もともと体を動かすことに対して、得意でも好きでも良い思い出があるわけでもありませんので、それでもやるにはすぐわかる「ご褒美」がないと対抗できないんです。
今「つまらない」は致命的です。
適性がないことはやらなければ良いのですが、それでも「運動」はしなければならないことです。
スポーツなら楽しいのではないかと期待できる一方で、手を出すにはハードルが高い。
スポーツをするというハードルが高いのは、スポーツは結果が数字で出るからです。球技なら得点・陸上競技ならタイムや飛距離。
ですから自分が運動苦手と理解している人間(私もです)はスポーツを敬遠します。
誰だって自分のダメさ加減を衆人環視のもと明らかにされたくなんてないでしょ?
ボウリングも結果が数字で出るスポーツです。
それでも、その中でボウリングの良い点は何でしょうか?
私と同じような人たちにお薦め出来そうなことが1つあります。
ボウリングのお薦めポイント~運動音痴の人たちへ~
下手でも、何回もやっておりますと、
時々、本当に時々なのですが、
奇跡的に「ストライク(一投で全てのピンが倒れること。10点満点パーフェクト!)」
が出ることがあるのです。
この瞬間、
脳内に ブワーッ と
快感ホルモンが分泌されるンです。
もう「今 ブワーッ と出てる!」
と分かりますよー。
こちらを味わいますと、
「もう少し続けてもいいかな」と思えるようになります。
以前はサッカーの試合をなぜあんなに夢中になって観ているのか不思議でした。1、2点しか入らないのに何故90分間も応援していられるのかな、と。(野球ならホームランでいっぺんに4点入りますよね?)
自分でスポーツをしてみて、わかりました。
「この感覚」を味わいたいからですね!
滅多にないからこそ味わえるこの快感。
上手な人は当たり前のようにストライクをとりますので
ヘタでなければ味わえないンです!
・・・
ボウリングならヘタならヘタなりに、ではなくヘタでなくては味わえない楽しさがある。
ですから、ボウリングは最初の一歩としてやってみるには良いスポーツではないでしょうか。
そうやって「体を動かすこと」に徐々に慣らしていって、
それからウォーキングなり筋力トレーニングなり各種スポーツなりにつなげていくのが、
今、スポーツが苦手で運動か嫌いで小中高体育でいい思い出なんて1つもない、そういう人間には合っているのではないかと思っております。
初心者でもスクールに入れば何とかなりました。