必須だとしみじみ思い知らされる夏。
2019年9月10日(火)
美術館に行くときは、自分で自分の体調を管理することがとても大切です。
基本的に美術館は、美術作品を守るために温度調整しておりますので
その中に入り込む人間の方が
その温度空間に適応できるように工夫していきます。
夏の美術館へ
特に最近の夏は、汗ほとばしる暑さの外界から
クーラーの効いた展示室に入り
その中で1・2時間滞在することになりますので
工夫が必要になります。
工夫1・・・上着を持っていくこと。
必須。
どれほど外が暑くても、カバンの中に入れて行きます。
うっかり忘れてしまった時は、
美術展の入口のところで貸し出している「毛布」や「ストール」が
あれば借ります。
その時点で寒く感じていなくても借ります。
展示室を廻っているうちにほぼ100%
「ああ!借りておけばよかった!!」になります。
サービスが無い時もありますし、
あっても数に限りのあるものですので
借りられたら幸運(ラッキー)という姿勢で
上着を持っていく方が確実です。
工夫2・・・着替えを持っていくこと。
汗をかいた服のままですと、その上に何枚着ても
体の芯から冷たくなっていきます。
美術館に到着しましたらすぐに着替えます。
スッキリした気分で絵を鑑賞したいですものね!
工夫3・・・100円硬貨を持っていく
意識していないと、結構お財布に入っていない100円玉です。
最近はどんどんキャッシュレスになって
そもそも電車がカードですから
うっかりすると美術館到着まで
一回もお財布に触れずに来れてしまいます。
コインロッカーを使うために100円硬貨が必要
という美術館がまだまだ多いです。
大抵は使用後は返却されます。
コインロッカーに
カバンの中身の「使わないもの」を入れておきます。
貴重品、スマホ、筆記用具と温度調節のためのグッズ
上着やスカーフ(カゼ予防のため首をガードするもの)だけを
カバンに入れて。
身軽な体で絵を鑑賞したいですものね!
以上3点の工夫を夏場はしております。
いろいろ工夫して
快適に美術館を楽しみましょう!!
快適な美術鑑賞には服装で温度調整を
ところで今回の美術展は
↑ここまでやりましたのに
寒かったです。
これから行かれる方、ご注意ください。
半袖では不安のため長袖シャツを用意していきましたが
長袖シャツに長袖カーデガン(持っていった上着)の組み合わせでも
凍えるような空調でした。
当日の台東区の最高気温35℃、
室温との温度差が10℃以上ありますと
より一層厳しく体に感じるようです。
だからと言って、
そんなに空調がきついのなら
「観るの早く切り上げてさっさと外に出ればいいンじゃないの?」
なんて
トンデモナイ!!!
この『コートールド美術館展』は
印象派好きには堪らない絵ばかりなのです。
外、出たくない!でも寒いぃ~
の、せめぎ合いでした。