本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』佐々木典士(著)一読感想&ときめきの写真

  • ブックマーク

16ページまでの写真を何度も何度も見返してしまいます。

特に著者のお部屋の変遷が素晴らしくて

このページを見ているだけで楽しいです。

変化の様は、全く別人のお部屋のようです。

01・・・マキシマリストのお部屋。

倉庫のようにモノが積まれております。崩れそうなのに崩れない絶妙なバランスで服が乗っていて、部屋の中は薄暗いです。

02・・・普通のお部屋。

部屋の床が見えてます。椅子も机も使えるようになってます。収納されていないモノが部屋の端々壁際に堆積しています。

03・・・シンプルライフのお部屋。

とってもスッキリ。寝具とテレビ・テレビ台だけです。外にモノが全く出ていないで完璧に収納されております。

04・・・ミニマリストのお部屋。

部屋にポツンと

お椀の乗った箱が置いてあるだけです。チーン。

以上

4段階の「お部屋のメタモルフォーゼ」です。

振り返って我が身を我が部屋を見てみますと・・・

2段階目と3段階目の間かな?と。

部分的に02ができてますが(机の周辺とか)

反対側は03でモノが床に積み上げられています。

01~04までの「お片付け達成グラフ」を作って

今どの段階にいるかな?とチェックする

物差しになっております。

理想でなくて「超」理想

「お片付け達成グラフ」の最高点は04の状態です。

特筆すべき点は

大型の家具が全く無いことです。

なんて素敵なお部屋でしょう!

この写真を見るたびにときめきます。

理由は2つあります。

理由1・・・”自分”を深く理解しているから。

”自分”に必要なモノが何であるか、

明確に絞り込めていなければ決してたどり着けない状態だからです。

部屋の見た目が綺麗だからということのみならず、

それだけ”自分”を絞り込んで理解していることに羨望を禁じ得ないです。

理由2・・・究極の安全安心お部屋だから。

以前早朝に震度5の地震があった時、

ベッドに寝ていた足の上に

棚の上に乗っていた高さ30センチ程のオルゴール付きアクセサリー入れが落下、

幸い布団もありましたし足に大アザができるだけで済みました。

でも

もし、逆向きに寝ていたら?

もし、棚の方に頭を向けていたら?

あまり想像したく無い事態になっていたに違いなく

それ以来、棚の上には硬いものは乗せないようにしております。

それでも

もっと大きな地震が起きて激しい横揺れが続きでもしましたら

大きな家具も飛んでくるというではありませんか!

ベッドや机に体当たりされたらひとたまりもないでしょう。

大きな家具が一切なければ

これほど安全安心なお部屋ってありませんよね。

以上2点より

まさに理想のお部屋なのですが、

残念ながら、私個人には望ましい状態ではなく

04より1つ前の段階の03(シンプルライフ)が理想です。

04では困ってしまいます。

具体例をあげますと

ベッドは必要です。

理由は

ギックリ腰になったらベッドでないと起き上がれないからです。

今年の3月末、やってしまいましたよギックリ腰。

痛くて痛くて痛くて腹筋が使えなくなり

「床に布団」ですと上半身が起こせず、起き上がれないのです。

ベッドの場合も上半身が起こせないのは同じですので

どうするかと言いますと

脚をベッドの下に「落として」その反動で上半身をあげて起き上がるのです。

重力の力を借りまーす。

そのため、どうしてもベッドでなければならないンです。

04ってぴっちぴちの健康体でないとできませんね・・・ある意味贅沢・・・

というわけで

理想ではなくて

理想を超えた「超」理想、です。

だから見ているだけでときめくのかもしれません。

テレビの中でシュートを決めたサッカー選手に

ときめくようなものですね。

現実に自分の身近にいて欲しいとは全く思わないけど

ステキー!なことには変わりなし!!

  • ブックマーク