「実用エンタメ小説」とこのご本の表紙に書かれておりましたので
どのくらい「実用的」であるのかとても気になりました。
実用的、つまり「どのくらい実際に役に立つのかしら?」という視点で読んでおります。
思い通りに現実を変える12の方法
「思い通りに現実を変える12の方法」がご本の中で述べられております。
この方法をすれば現実を変えるのに役に立つということですよね。
1つずつ見てまいります。
01)気にいらない現実のもとになっている「信じていること」を変えるために、その信じていることと「逆」のことを信じる。
もともとホントは両方を信じている。
片方を「自分自身」が信じもう一方を「他の人」に信じさせている。
変えられるのは「自分自身」だけ。
だから自分が他人に歩み寄れば、気にいらない現実のもとになっている「信じていること」を変えることができる。
02)現実を思い通りに変えるには、先に現実を変えようとしない。まずその現実を「どう思っているか」を変える。
なぜなら
現実は自分が思っていることの「鏡」だから。
鏡にうつっていることを変えるには、先に思っていることを変える。
03)現実を思い通りに変えるには、現実には無いことを思う=想像する。
現実にまだないことを先に思うということは、すなわち「想像」するということ。
見てないことを思う。経験していないことを思う。理想の姿を思う。
現実に反応して感想を述べるのではなく、現実にたいして自分はどう思いたいのか意思をあらわす。
04)想像するときのコツ「否定語は使わない」
05)想像するときのコツ「それならどうしたいか?」と考える
06)現実を思い通りに変えるには、願うとき「~になりたい」は厳禁
例えば「健康になりたい」と願うのは「今健康じゃないから」と言いきかせているのと同じ。
願えば願うほど「健康じゃない自分」を思っている。
厳禁。
でも「願う」っていうのは「~になりたい」「~ほしい」という言い方になりがち。
そうならない言い方は「信じる」こと。
信じている=願っている。
07)「ないもの」ではなく「あるもの」を見る。
コツは、
遠くに探すと「不足」になる。身の回りに見つければ「充足」になる。
08)そもそも「願い」とは「不足」しているということ。
09)現実を思い通りに変えるには、「不足」というきっかけは絶対に必要。
問題なのは、ただのきっかけにすぎない「不足」ばかり見てしまっていること。
現実を思い通りに変えるには、「不足」だけにこだわっていないでさっさと「充足」を思えばいい。
見えるのは「不足」だけ。だからついつい見てしまう。わかりやすいし。
「充足」は感じることしかできない。
10)現実を思い通りに変えるには、迷わないこと。
迷っているのは実はどっちでもいいということだから、そこで悩んで苦しまなくていい。
11)現実を思い通りに変えるには、後悔しそうになったときにこの呪文をいう「しめしめこれはきっとうまくいく」。
判断を先送りする言葉。
いま悪く思えることも、この先「あれで良かったんだ」になるかもしれないので。
12)現実を思い通りに変えるには、不安を勇気でせいし「どうにかなる」と信じる。
自分を超えた大きな流れを信じる。ケセラセラ。
以上
『神さまとのおしゃべり』さとうみつろう(著)
2時限目(第2章)「思い通りに現実を変える12の方法」より思ったことも入れてまとめてみました。
この方法が本当かどうか。現実が変わるかはやってみなければわかりません。
けれど、やってみる気になれますか?
薔薇の花は、見ている人がどう解釈しようとも薔薇の花では?
50ページに
薔薇の花を見てある人は「美しい」といいある人は「トゲトゲしい」という。
という例を出して
だから「たった1つの現実なんてない。あるのは無数の解釈だけ」と述べられております。
これがちょっとわからなくて。
誰がなんといっていても、薔薇は薔薇でしょ?
そこに一本の薔薇がある。ただそれだけでしょ?
「お金持ち」に関しても
充足の観点から見れば「貯金100万円もある」からお金持ちだ・・・
となりますけど、それは「貯金一億円」のお金持ちではないですよね?
お金持ちであることから得られる「安心感」が全然違いますよね?
解釈だけで100万円あるからお金持ちだとなっても、実際に買えるものは100分の一のままです。
解釈だけ変えて何か意味あるの?
と、疑問に思ってしまったわけです。
「現実=その人の解釈」として
解釈を変えてあっという間に現実も変わったと喜んでも・・・
気分だけ良くなっても・・・
それでいいの?と、疑問に思ってしまったわけです。
「思い通りに現実を変える」といっている以上、
薔薇がひまわりになることを
貯金100万円が貯金一億円になることを期待しませんか?
それが「現実を変える」ってことではないの?と。
そういうわけで
「思い通りに現実を変える12の方法」を
もっと物質的(スピリチュアルの反対語)に即物的に読むのに挑戦してみました。
まず
01)で他人に歩み寄るようになるので、人間関係が円滑になるでしょう。ストレスが減ります。
02)で自分の力で変えようもないことをなんとかしようなどという無駄な努力をしないようになります。
03)で色々イメージするので「目標」や「夢」が見つかるでしょう。
04)でその「目標」や「夢」が具体的になります。
否定語が使えませんから「肥満じゃない」ではなく「このスカートが履けるくらいスリム」と具体的な目標になります。
05)でその「目標」のための具体的行動も考えられます。
「それならどうするのか?」と問いますので行動を意識できるようになります。
06)で考えているだけという段階から行動へすすみます。
願うは「考えること」なので「行動」で、信じるは「状態」です。
行動するには時間も取られますしエネルギーも使います。
だから「願う」という行動をやめて「信じれ」ば、時間とエネルギーの節約になります。
直接に叶えるための行動に時間とエネルギーをまわせます。
07)08)09)は「不足」をどう考えるかをしめしています。
不足は行動のきっかけです。欲しいから動けるのです。
10)11)12)で行動力がキープできます。
迷わない・後悔しない・不安を勇気でねじふせ行動あるのみ!!
以上
「思い通りに現実を変える12の方法」を
スピリチュアルな言葉を使わないで考えてみました。
それなりに説明がつかなくもないような気がします。
スピリチュアルが苦手な人もこれならやってみようかと思ってもらえるかな・・・
ではでは。