こちらの本の中で「あきらめる」は「諦める(望みを捨てること)」ではなく
「明らめる(物事の事情・理由を明らかにすること)」の意味でした。
あえて
「あきらめる」と聞いて真っ先に思いつく
「諦める」つまり
「ギブアップ」する
という意味で読んでみますと
何か不利益を被ることがあった時に
それを他人のせいにするのを「あきらめる」。
ジェラシーや怒りや憎しみといった
ネガティブな感情を呼び起こすような
考えに浸るのを「あきらめる」。
悩んだり心配事に執着するのを「あきらめる」。
目の前のやるべき事をおざなりにして
色々な選択肢があるんじゃないかと夢想して迷ったり
こうすればよかったのになあと後悔することを「あきらめる」。
すなわち
「自分」の責任は「自分」で負い
ポジティブな感情と
生産的な思考で
今現在目の前にあるできることを
行動しましょう!
と、いうお話になります。
どうしたらいいのかなと「ぐるぐる悩む」をギブアップ!
ああすれば良かったなあと「うだうだ悔いる」をギブアップ!
どうせ私なんかと「ぐずぐず憐れむ」をギブアップ!
・・・したいものですが
こういう非生産的なネガティブ思考は
止めようもなく
自然に沸き起こってくる気がします。不思議。