平成カウントダウン!平成は「会社で働いた時代」でした-04

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平成も残りあと6日になりました。
「平成」といえば、個人的には「会社の仕事が変わったような時代」。
平成会社仕事考イラスト、昨日の続きです。

全部で10枚のイラストになります。(今日は6枚目と7枚目です。)
『好きなことを仕事にしているのに、何故こんなに苦しいのか?』の理由その②です。

平成06

平成07

 

ここ7・8年でしょうか、もっと短くて5年くらいでしょうか。

明らかに注文のされ方が変わり、仕事の仕方が変わりました。

「まとまった量をまとまった時間で」から

「少しずつ短時間で」に変わりました。

その結果がどうなったかを図で表現してみたのが上の2枚です。

移動距離で表せば、見た目で感覚的に伝わるかな、と。
(あくまでもわかりやすいかなという例えです)

実際の配達の仕事は、もっと大変だと思います。

場所に加えて「お届け時間」の要素が加わるのですから。

配達先が隣同士でも、お届け時間が異なればいちいち行かなければなりません。

以前よりずっと労働量が増えているのではないかと思います。

(それに昔は”不在の時はご近所さんに預かってもらう”が普通にありましたよね?最近、全く見ませんが。)

加えて申し上げるならば、

単純に動いた線が長くなっている(=労働量が増えている)だけではないンです。

自分で工夫できるかどうかで苦しさは変わる

『以前』は、よく見ると6日間中で動いているのは3日間です。

残りの日は、有給取ったり、仕事道具(車)のメンテナンスをしたり、技術を磨いたり(自己研鑽)に時間をあてられます。

工夫することによって、仕事以外に使う時間を作ることができます。

経験をつむほど工夫はうまくできるようになるので、熟練するほど仕事がラクになり成長のための勉強もできるのです。

『今』は、「今日はコレ1つを~」という注文が、今日くるかどうか、あらかじめ分かりません。

いつでもすぐに動けるように用意して心の準備をしております。

注文を受けてからの時間は短いので即全力で対応しないと間に合いません。

必要なのは、瞬間瞬間に反応する瞬発力です。

・・・1週間働いてやっとむかえた週末、どちらの方が、疲労感が強いと思いますか?

・・・どちらの方が、未来に希望を持てると思いますか?

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